伝統文化

千年以上も前から海との繋がりを伝える宮城県山元町のお天王さん祭り

宮城県山元町高瀬にある八重垣神社で、毎年旧暦の6月15日に行われるのが、八重垣神社例祭、通称「お天王さん祭り」。

このお祭りは、「神様に日々のことを感謝しつつ、今後の氏子さんのこととか、地域のこととかをお祈りしたような例祭神事です」と、八重垣神社の宮司・藤波祥子が話すように、地域の安全と平和を祈願するためのもの。その歴史は古く、なんとこの地に鎮座した807年頃から行われているという

そんなこのお祭りは、神主がご祈祷した後、年に一度、神様が御社殿から神輿に乗って海へ行く。そして、最も重要なのが、海での禊。浜辺で勇壮な掛け声と共に、なんと氏子たちが神輿ごと海で禊をするのだ。これは、海のそばにある神社がゆえ、神様を楽しませるために始めたのがキッカケだという。宮司の藤波さんは、「ずっと長い間、海と関わってきた神社であり、あるいは氏子さん達であるので、このお祭りもやっぱり海とは切っても切れない縁があると思います」と、お祭りと海との繋がりについて語った。

1,000年以上の歴史を持つお天王さん祭りは、毎年恒例のお祭りを通して、古くからの海との繋がりを今に伝え、後世に受け継いでいっている。

素材提供:日本財団「海と日本プロジェクトinみやぎ」
協力:東北放送株式会社

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