海の体験機会づくり

テトラポッドをつくる会社で小学生がお仕事体験~「海のお仕事体験プロジェクト こどもわーく」~

茨城県土浦市で「キッズ研究員となって、テトラポッドを研究開発するお仕事を体験しよう!」が、2024年7月20日に行われました。これは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、子ども達に海のお仕事を通じて、海を身近に感じてもらい、また、海の問題を自分ごととして考えてもらおうという取り組み「海のお仕事体験プロジェクト こどもわーく」が実施しているイベントのひとつです。

この日は、消波ブロックのひとつであるテトラポッドの商標を持ち、港湾土木事業と地盤改良のスペシャリストである「株式会社 不動テトラ」で実施。参加した10人の子どもたちは、キッズ研究員となり、海の災害から私達の生活を守る研究者のお仕事を体験しました。まずは、座学。不動テトラ ブロック環境事業本部 営業部の浅田遼太郎さんから「大雨が降ったりすると高波が来てしまう。そういったものを防ぐために波消しブロックを置いて、君たちが住んでいる場所の安全を守っている」と教わるなど、テトラポッドの重要性やつくり方などを学習しました。知識を学んだ後は、ミニチュアのテトラポッドを製作。実際に手を動かすと子ども達の表情も自然と豊かになっていきます。

その後、キッズ研究員たちは、普段は入れない貴重な実験棟を見学。人工的に波を起こす巨大な装置など、テトラポッド研究の現場を間近で体験しました。そして、最後は、テトラポッドの模型を使い、打ち寄せる波を消してみることに挑戦。キッズ研究員たちは、小型水槽の波を消すために試行錯誤しながら、小さなテトラポッドを積んでいきました。参加した子ども達は「積んで隙間を埋めることが難しかったです」、「これからは海に行った時に、テトラポッドがどういう風に置かれているかをよく観察してみたいです」と振り返っているように、さまざまな学びを得られたようです。実験棟などで講師を担当した不動テトラ 総合技術研究所 研究開発室長の久保田真一さんは「キラキラした目で真面目に学んでいる姿を見ると、僕らもより頑張りたいなと新たに感じた。(テトラポッドへの)皆さんの認識があれば、我々も新しいものが開発できるので、そうした共感をシェアできればいいなと思う」と語っています。

海のお仕事体験プロジェクト こどもわーく」は、このイベントだけではなく、各地で行われています。チェックしてみてはいかがでしょうか。

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