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<h3>●世界中から700社が集結！水産業の一大見本市「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」 </h3>
<p>東京ビッグサイトで「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」が、8月20日から22日にかけて開催されました。今年で27回目を迎える国内最大級の水産見本市には、国内外から約700社が集まり、会場には魚介類から最新の水産技術まで、多彩な品目やシステムが展示されました。 </p>
<h3>●養殖ブームの最前線！サーモン陸上養殖から最新水槽・自動給餌システムまで </h3>
<p>今回のシーフードショーでひと際目を引くのが「養殖」というキーワード。会場では養殖に関するセミナーや関連企業の出展が目立ちました。そのひとつが、大手水産商社のニチモウ株式会社です。「“みらいサーモン”というブランド名で九州を中心に販売している」と養殖開発室の服部廉さんが話すのが、養殖しているサーモンです。同社と九州電力、西日本プラント工業、井戸内サーモンファームが手を組み、九州最大規模の陸上養殖場で生産されています。服部さんは「みらいサーモンに合ったエサを独自で配合・設計したものを与えているので、ほかのサーモンに比べて身の色が赤くなるようにしている」と解説。また、出荷時には特殊な鎮静化装置を使ってから活締めすることで、味と鮮度を保っていると言います。 </p>
<p>陸上養殖用の水槽で画期的な商品を販売しているのが、株式会社ARKです。栗原洋介さんは「我々の製品“ARK ZERO”はモジュラー型になっていて、ろ過槽など養殖に必要なものが一体化されている。すぐに養殖をスタートできるのが特徴」と紹介。通常は年単位の準備が必要とされる陸上養殖が、早ければ半年ほどで開始できるそう。さらに、この会社の水槽は気密性と断熱効果が高いため、陸上養殖のデメリットである電力消費などのランニングコストを抑えられるといいます。 </p>
<p>一方で海面養殖でも更なる技術開発が進んでいました。日鉄エンジニアリング株式会社では新たな自動給餌システムを展示。養殖システムビジネス部の米林龍太郎さんは「陸上に設置したエサを送り出す設備から海底に配管を這わせて、沖合の生け簀までエサを空気で送り出す」と解説。この会社が開発したシステムを使えば、エサやりのために海の上の養殖場まで船で行く必要がなくなるため、人手不足の問題を解決できるといいます。現在は国と連携し、さらなる発展に努めているとのことです。 </p>
<h3>●DXで広がる養殖業──専門家が語る未来展望 </h3>
<p>盛り上がりを見せる養殖ビジネス。東京海洋大学 海洋生物資源学部門 水族養殖学研究室の遠藤雅人准教授は、この分野が活性化する背景には社会全体のDXが大きく影響しているといいます。「（漁業が）職人技からデータを見て解析をしながら行うものに変わり、その解析自体も人間が行うのではなく、機械に任せることもできる。頑張れば陸上で養殖の生産がかなりできるとわかってきたので、陸上養殖は広まっていくと思う」 </p>
<p>シーフードショーの会場にはこのほかにも、AIやIoTの導入、異なるジャンルとの連携といった「次世代型の水産業」を行う団体も大きな注目を集めていました。 </p>
<p><a href="/?p=1971">後編に続く</a></p>
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<h3>●世界中から700社が集結！水産業の一大見本市「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」 </h3>
<p>東京ビッグサイトで「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」が、8月20日から22日にかけて開催されました。今年で27回目を迎える国内最大級の水産見本市には、国内外から約700社が集まり、会場には魚介類から最新の水産技術まで、多彩な品目やシステムが展示されました。 </p>
<h3>●養殖ブームの最前線！サーモン陸上養殖から最新水槽・自動給餌システムまで </h3>
<p>今回のシーフードショーでひと際目を引くのが「養殖」というキーワード。会場では養殖に関するセミナーや関連企業の出展が目立ちました。そのひとつが、大手水産商社のニチモウ株式会社です。「“みらいサーモン”というブランド名で九州を中心に販売している」と養殖開発室の服部廉さんが話すのが、養殖しているサーモンです。同社と九州電力、西日本プラント工業、井戸内サーモンファームが手を組み、九州最大規模の陸上養殖場で生産されています。服部さんは「みらいサーモンに合ったエサを独自で配合・設計したものを与えているので、ほかのサーモンに比べて身の色が赤くなるようにしている」と解説。また、出荷時には特殊な鎮静化装置を使ってから活締めすることで、味と鮮度を保っていると言います。 </p>
<p>陸上養殖用の水槽で画期的な商品を販売しているのが、株式会社ARKです。栗原洋介さんは「我々の製品“ARK ZERO”はモジュラー型になっていて、ろ過槽など養殖に必要なものが一体化されている。すぐに養殖をスタートできるのが特徴」と紹介。通常は年単位の準備が必要とされる陸上養殖が、早ければ半年ほどで開始できるそう。さらに、この会社の水槽は気密性と断熱効果が高いため、陸上養殖のデメリットである電力消費などのランニングコストを抑えられるといいます。 </p>
<p>一方で海面養殖でも更なる技術開発が進んでいました。日鉄エンジニアリング株式会社では新たな自動給餌システムを展示。養殖システムビジネス部の米林龍太郎さんは「陸上に設置したエサを送り出す設備から海底に配管を這わせて、沖合の生け簀までエサを空気で送り出す」と解説。この会社が開発したシステムを使えば、エサやりのために海の上の養殖場まで船で行く必要がなくなるため、人手不足の問題を解決できるといいます。現在は国と連携し、さらなる発展に努めているとのことです。 </p>
<h3>●DXで広がる養殖業──専門家が語る未来展望 </h3>
<p>盛り上がりを見せる養殖ビジネス。東京海洋大学 海洋生物資源学部門 水族養殖学研究室の遠藤雅人准教授は、この分野が活性化する背景には社会全体のDXが大きく影響しているといいます。「（漁業が）職人技からデータを見て解析をしながら行うものに変わり、その解析自体も人間が行うのではなく、機械に任せることもできる。頑張れば陸上で養殖の生産がかなりできるとわかってきたので、陸上養殖は広まっていくと思う」 </p>
<p>シーフードショーの会場にはこのほかにも、AIやIoTの導入、異なるジャンルとの連携といった「次世代型の水産業」を行う団体も大きな注目を集めていました。 </p>
<p><a href="/?p=1971">後編に続く</a></p>
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