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<p>「マリンチャレンジプログラム2023全国大会〜海と日本PROJECT〜」が、2024年2月18日に東京都内で行われました。このプログラムは、日本財団と株式会社リバネスとJASTO（一般社団法人 日本先端科学技術教育人材研究開発機構）が2017年から毎年実施。海・水環境に関わるあらゆる研究をする中高生を応援するもので、研究資金助成や研究アドバイザーによるサポートが行われています。 </p>
<p>この日は、地区大会を通過した15チームが、さらなる研究の成果を発表する全国大会です。各チームによる熱意あるプレゼンの結果、4つのチームが表彰されました。そのひとつが、日本財団賞に選ばれた岡山学芸館高等学校の平岩恋季さんです。「私たち岡山学芸館高校 医進サイエンスコースは、岡山県備前市日生町の漁師さんと協力してアマモの再生活動を行っています」と活動の紹介をした平岩さんの研究テーマは、全国で再生活動が行われている海草「アマモ」。そのアマモの認知が低いことに課題意識を持ち、大好きな“食”と掛け合わせることで、多くの人に知ってもらおうと考えたそう。そこで、つくり出したのが「アマモ醤油」。小麦の代用としてアマモの種を使い、醤油づくりを行ったのです。代用率100%、50%といった試行錯誤の結果、海草独特の風味がある新しい醤油ができました。「6か月しっかり本醸造で行いました。かなり長い研究になりましたが、今回やっと結果が出たので達成感があります」と平岩さんも満足するものに。そして、プレゼン後の質疑応答では審査員から「全国的に数が減少しているアマモを使用しての食品づくりについて、原料の調達はどうするのか」といった質問がありましたが、平岩さんは「現在、日生でのアマモ再生活動はかなりピークでたくさん生えている状態。また、ある程度は人の手を加えた方が、魚たちの生物多様性が向上したというデータから、日生で増えすぎた分を伐採して使用します」と答え、環境に適切な形で人の手を加えていく“里海”のイメージで捉えているとのこと。今後については「醤油づくりは継続しつつ、商品化も考えています。また、私は“食”も“海”もすごく好き。だから、その2つを掛け合わせて、もっと多くの海草だったり、海のものだったりをおいしく食べようということを目標に研究していきたいと思っています」と語っています。 </p>
<p>そして、最優秀賞に選ばれたのは、佼成学園高等学校の藤山慶人さんです。「ザリガニは脱皮や胃石の形成に必要なカルシウムを求めて行動していることが考えられた」と発表した彼の研究は「カルシウムがザリガニに与える影響」について。自身の行った先行研究では、カルシウムを含むエサなどを使ってザリガニの行動変化を分析。全国大会では、仮説の検証を自然界のフィールドまで広げて、ザリガニとカルシウムの関係に迫った実験の成果を発表。「ザリガニと付き合い始めて7年目に突入しました」という藤山さん、そのザリガニ愛にあふれる研究が評価され、最優秀賞につながりました。今後について藤山さんは「今までの研究は行動学的な面だったので、今後はザリガニの内部だったり、ザリガニの食用化も進められているのでそういう研究もしていきたい」と話していて、まだまだザリガニ研究の熱は冷めないようです。 </p>
<p>ほかにも、世界初だというウーパールーパーの脳波測定をした学生やマイクロプラスチックなどが鳴き砂に与える影響を調査した学生など、独自の着眼点を持つ研究成果が発表されました。その出場した学生たちの今後について、審査員のひとりだった日本財団の海野光行常務理事は「彼らの頭の中には、研究テーマを決める時から社会貢献や社会課題の解決がある。その研究が海の課題の解決に直接結びついているので、何も変えずにこのまま研究を続けてもらえばと思う」とエールを送っています。</p>
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<p>「マリンチャレンジプログラム2023全国大会〜海と日本PROJECT〜」が、2024年2月18日に東京都内で行われました。このプログラムは、日本財団と株式会社リバネスとJASTO（一般社団法人 日本先端科学技術教育人材研究開発機構）が2017年から毎年実施。海・水環境に関わるあらゆる研究をする中高生を応援するもので、研究資金助成や研究アドバイザーによるサポートが行われています。 </p>
<p>この日は、地区大会を通過した15チームが、さらなる研究の成果を発表する全国大会です。各チームによる熱意あるプレゼンの結果、4つのチームが表彰されました。そのひとつが、日本財団賞に選ばれた岡山学芸館高等学校の平岩恋季さんです。「私たち岡山学芸館高校 医進サイエンスコースは、岡山県備前市日生町の漁師さんと協力してアマモの再生活動を行っています」と活動の紹介をした平岩さんの研究テーマは、全国で再生活動が行われている海草「アマモ」。そのアマモの認知が低いことに課題意識を持ち、大好きな“食”と掛け合わせることで、多くの人に知ってもらおうと考えたそう。そこで、つくり出したのが「アマモ醤油」。小麦の代用としてアマモの種を使い、醤油づくりを行ったのです。代用率100%、50%といった試行錯誤の結果、海草独特の風味がある新しい醤油ができました。「6か月しっかり本醸造で行いました。かなり長い研究になりましたが、今回やっと結果が出たので達成感があります」と平岩さんも満足するものに。そして、プレゼン後の質疑応答では審査員から「全国的に数が減少しているアマモを使用しての食品づくりについて、原料の調達はどうするのか」といった質問がありましたが、平岩さんは「現在、日生でのアマモ再生活動はかなりピークでたくさん生えている状態。また、ある程度は人の手を加えた方が、魚たちの生物多様性が向上したというデータから、日生で増えすぎた分を伐採して使用します」と答え、環境に適切な形で人の手を加えていく“里海”のイメージで捉えているとのこと。今後については「醤油づくりは継続しつつ、商品化も考えています。また、私は“食”も“海”もすごく好き。だから、その2つを掛け合わせて、もっと多くの海草だったり、海のものだったりをおいしく食べようということを目標に研究していきたいと思っています」と語っています。 </p>
<p>そして、最優秀賞に選ばれたのは、佼成学園高等学校の藤山慶人さんです。「ザリガニは脱皮や胃石の形成に必要なカルシウムを求めて行動していることが考えられた」と発表した彼の研究は「カルシウムがザリガニに与える影響」について。自身の行った先行研究では、カルシウムを含むエサなどを使ってザリガニの行動変化を分析。全国大会では、仮説の検証を自然界のフィールドまで広げて、ザリガニとカルシウムの関係に迫った実験の成果を発表。「ザリガニと付き合い始めて7年目に突入しました」という藤山さん、そのザリガニ愛にあふれる研究が評価され、最優秀賞につながりました。今後について藤山さんは「今までの研究は行動学的な面だったので、今後はザリガニの内部だったり、ザリガニの食用化も進められているのでそういう研究もしていきたい」と話していて、まだまだザリガニ研究の熱は冷めないようです。 </p>
<p>ほかにも、世界初だというウーパールーパーの脳波測定をした学生やマイクロプラスチックなどが鳴き砂に与える影響を調査した学生など、独自の着眼点を持つ研究成果が発表されました。その出場した学生たちの今後について、審査員のひとりだった日本財団の海野光行常務理事は「彼らの頭の中には、研究テーマを決める時から社会貢献や社会課題の解決がある。その研究が海の課題の解決に直接結びついているので、何も変えずにこのまま研究を続けてもらえばと思う」とエールを送っています。</p>
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