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<p>「マリンワールド海の中道」は、福岡県福岡市東区にある水族館です。2017年には、人工波が起こる玄界灘水槽や桜島の溶岩石を入れた鹿児島錦江湾の水槽などの「九州各地の海」をテーマにリニューアルされました。 </p>
<p>そんな水族館の目玉展示のひとつ「外洋大水槽」で、水族館の仕事に打ち込んでいる女性がいます。それが、外洋大水槽の担当で入社3年目の明石夏澄さんです。外洋大水槽での仕事のひとつが、ダイバーウォッチングというショーです。これは、明石さんが水中カメラを持って水槽に潜り、およそ15分間、実況・解説をするというものです。「潜ってカメラで映して、しかもそれを紹介するという任務があるので、出来るだけ分かりやすく伝えられるようにと心がけている」と明石さんは語ります。来館者が楽しみながら海の生き物について学ぶことが出来る、水族館の仕事は、そんな工夫が散りばめられているのです。例えば、ダイバーウォッチ以外にも、2万匹ものイワシの大移動では、実は進行に合わせて、明石さんが秒単位でエサを投入しています。大水槽の上で、配管にエサを入れていきます。すると、大水槽の中には色んなところに配管の出口があり、そこから水と一緒にエサが出てきて、そこにイワシが集まるという仕組みとなっているのです。 </p>
<p>また、九州にまつわるクラゲの展示コーナーでは、水槽の中に小さな粒粒がありますが、これはエサの生きたプランクトンです。そのプランクトンは、展示コーナーのバックヤードで孵化から行っているのです。水族館にいる生き物たちをしっかり生育し、元気な姿で見せることも、明石さんの大事な仕事なのです。そんな水族館での仕事に就いたキッカケは「小学生の頃、淡水魚の図鑑を自分で買って、その図鑑を見ていた時にキレイだなと思い、そこからドンドン淡水魚の魅力に惹かれていって今に至る」と明石さんは語っています。 </p>
<p>そんな明石さんの水族館の仕事は、館内だけではありません。「水族館の外で、淡水魚の保全活動も担当している」と明石さんは話します。マリンワールド海の中道では、水族館の外で生息域外保全の活動にも取り組んでいます。この活動は、生息地ではなく、安全な場所に生き物を保護して、育て増やし、絶滅を回避するというものです。例えば、淡水魚のニッポンバラタナゴは、昔は福岡市内の田んぼや小川に普通に生息していましたが、絶滅が危惧されているため、国立海の中道海浜公園の一角にある池で、種の保全活動が行われています。それ以外にも、絶滅危惧種のサメ・シロワニの生息については、東京・小笠原諸島で調査・研究も実施し、世界的にも評価されています。明石さんは「絶滅危惧種という言葉は知っていると思うが、その中にどういう生き物が含まれているのかを、このマリンワールドで知って欲しい」と語っています。 </p>
<p>そんな明石さんは、福岡県で絶滅危惧種に指定されているメダカとドジョウの生息域外保全活動にも取り組んでいます。それぞれ魚体のDNA鑑定などの研究は終了していて、メダカは2019年11月に放流、ドジョウは2020年の春に放流する予定です。明石さんは「担当以外の魚達についても、皆さんに魅力を伝えながら、これからも頑張っていきたいと思う」と語っています。 </p>
<p>素材提供：日本財団「海と日本プロジェクトinふくおか」<br />
協力：RKB毎日放送株式会社 </p>
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<p>「マリンワールド海の中道」は、福岡県福岡市東区にある水族館です。2017年には、人工波が起こる玄界灘水槽や桜島の溶岩石を入れた鹿児島錦江湾の水槽などの「九州各地の海」をテーマにリニューアルされました。 </p>
<p>そんな水族館の目玉展示のひとつ「外洋大水槽」で、水族館の仕事に打ち込んでいる女性がいます。それが、外洋大水槽の担当で入社3年目の明石夏澄さんです。外洋大水槽での仕事のひとつが、ダイバーウォッチングというショーです。これは、明石さんが水中カメラを持って水槽に潜り、およそ15分間、実況・解説をするというものです。「潜ってカメラで映して、しかもそれを紹介するという任務があるので、出来るだけ分かりやすく伝えられるようにと心がけている」と明石さんは語ります。来館者が楽しみながら海の生き物について学ぶことが出来る、水族館の仕事は、そんな工夫が散りばめられているのです。例えば、ダイバーウォッチ以外にも、2万匹ものイワシの大移動では、実は進行に合わせて、明石さんが秒単位でエサを投入しています。大水槽の上で、配管にエサを入れていきます。すると、大水槽の中には色んなところに配管の出口があり、そこから水と一緒にエサが出てきて、そこにイワシが集まるという仕組みとなっているのです。 </p>
<p>また、九州にまつわるクラゲの展示コーナーでは、水槽の中に小さな粒粒がありますが、これはエサの生きたプランクトンです。そのプランクトンは、展示コーナーのバックヤードで孵化から行っているのです。水族館にいる生き物たちをしっかり生育し、元気な姿で見せることも、明石さんの大事な仕事なのです。そんな水族館での仕事に就いたキッカケは「小学生の頃、淡水魚の図鑑を自分で買って、その図鑑を見ていた時にキレイだなと思い、そこからドンドン淡水魚の魅力に惹かれていって今に至る」と明石さんは語っています。 </p>
<p>そんな明石さんの水族館の仕事は、館内だけではありません。「水族館の外で、淡水魚の保全活動も担当している」と明石さんは話します。マリンワールド海の中道では、水族館の外で生息域外保全の活動にも取り組んでいます。この活動は、生息地ではなく、安全な場所に生き物を保護して、育て増やし、絶滅を回避するというものです。例えば、淡水魚のニッポンバラタナゴは、昔は福岡市内の田んぼや小川に普通に生息していましたが、絶滅が危惧されているため、国立海の中道海浜公園の一角にある池で、種の保全活動が行われています。それ以外にも、絶滅危惧種のサメ・シロワニの生息については、東京・小笠原諸島で調査・研究も実施し、世界的にも評価されています。明石さんは「絶滅危惧種という言葉は知っていると思うが、その中にどういう生き物が含まれているのかを、このマリンワールドで知って欲しい」と語っています。 </p>
<p>そんな明石さんは、福岡県で絶滅危惧種に指定されているメダカとドジョウの生息域外保全活動にも取り組んでいます。それぞれ魚体のDNA鑑定などの研究は終了していて、メダカは2019年11月に放流、ドジョウは2020年の春に放流する予定です。明石さんは「担当以外の魚達についても、皆さんに魅力を伝えながら、これからも頑張っていきたいと思う」と語っています。 </p>
<p>素材提供：日本財団「海と日本プロジェクトinふくおか」<br />
協力：RKB毎日放送株式会社 </p>
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